ガス探知機にも使われています
e-noseに内蔵されているセンサーは一般家庭のガス探知機にも使用されている金属酸化物半導体センサーです。(図1)
ニオイ分子の酸化還元反応を利用したセンサーで、安定した動作と高い信頼性が特徴。
ヒーターを約400℃まで温め、ニオイ分子の吸着・脱着を活性化させ、周囲の温度変化や湿度への影響を軽減しています。この半導体センサーを2つ搭載し、
図2のように横軸と縦軸をとったベクトルの大きさをニオイの強さ、角度をニオイの質(香質)と表現しています
ニオイの質とは?
ニオイ=複合臭。なので、ニオイによってその質が違います。それを表現したのが『香質』です。
例えば、図2の『におい1』と『におい2』はベクトルの大きさは同じぐらいですが、角度(θ)が違います。
これは、ニオイの強さは同じですが、ニオイの種類が違う傾向を示していることを表しています。
例えば温泉のニオイで知られる硫化水素の香質は70程度、お酒を飲んだ後の体中から発するアセトアルデヒドの香質は45程度となります。
※香質はe-noseオリジナルの表現です。
2つのセンサーってどんなもの?
センサーによってニオイへの感度が違います。
本文:e-noseに内蔵されている金属酸化物半導体センサーは、ニオイの重さによって感度が違うものを使用しています。(図3)
なぜなら、ニオイは40万種あると言われておりそれぞれ重さが違います。このようなたくさんの種類のニオイを1つのセンサーでカバーするのは無理な話。ゆえに2つのセンサーを使用しています。
1つは、軽いニオイに対して高感度の軽質系のセンサー。もう1つは重いニオイに対して高感度の重質系のセンサーです。
この2つの合成出力によってニオイの強さを決定しています。

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