ニオイセンサーPOLFA(ポルファ)|株式会社カルモア

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技術情報

測定原理

センサー素子は、高温で温められると空気中の酸素がセンサー内部の電子を表面に引き寄せて吸着し、電子が固定されることで電気を流れづらくします。
そこに還元性電位を有する臭気成分が来ると酸素と反応して取り去られ、センサー内の電子が自由に動き電気が流れやすくなります。この時の電圧差を読み取り、独自の計算式で測定値として臭気の強さを表示したのがPOLFAの測定値(PF値)です。

感度特性

単ガス成分の感度特性(参考値)

常温常湿環境下で単体ガスを測定した場合の成分濃度(ppm)とセンサー値のグラフです。
実際は、測定対象の臭気物質や素子の個体差・劣化度、測定環境などの要因によって感度特性が異なります。

複合臭の感度特性(参考値)

常温常湿環境下で複合臭を測定した場合の臭気濃度とセンサー値のグラフです。
複合臭の場合も、測定対象の臭気物質や素子の個体差・劣化度、測定環境などの要因によって感度特性が異なります。各複合臭毎に臭気濃度換算式を作成(※有料オプション)することで、ニオイセンサーを利用して簡易的に臭気濃度管理が可能となります。

臭気濃度換算式(有償オプション)

POLFAの測定値(PF値)を臭気濃度(臭気指数)として表現することが可能です。お客さまの臭気に合わせて臭気濃度換算式をカルモアにて作成いたします。
ニオイの強弱を臭気濃度(臭気指数)で管理したいお客様向けのサービスとなります。詳しくはカルモアまでお問い合わせください。

*臭気濃度(臭気指数)とは

測定上の注意・禁止事項

測定上の注意

ニオイセンサーPOLFA を使用する上で、測定前にご注意いただきたい項目を記載しております。測定方法によってはセンサーを汚染するものもありますので、ご使用前に必ずご確認ください。

注意
測定値に影響を及ぼす物質
下記物質を含む臭気は正しい測定結果が得られません。
  • 酸化性物質(塩素、オゾン、フロン、NOx、SOx 等)
  • 酸素濃度が低い環境
センサーを汚染する物質
下記物質はセンサーを一時的に汚染します。測定後は洗浄(清浄空気での空運転)をこまめに実施することでセンサーの劣化を防ぐことができます。これらを含む臭気を測定後は測定値が一定以下にになるまでアイドリングを行い電源をお切りください。
  • タバコの煙
  • 高濃度臭気
測定限界臭気濃度(目安)
ニオイセンサーPOLFA の測定下限値と測定上限値はおおむね下記のようになります。
  • 測定下限値:臭気濃度50 ~ 100(臭気指数17 ~ 20)(嗅覚上では「何のにおいかはっきりわかる」レベル)
  • 測定上限値:臭気濃度100,000 以上(臭気指数50 以上)(嗅覚上では直接嗅ぐことができないレベル)
※上記はあくまでも目安であり全ての臭気が該当するわけではありません。
※測定可能域(センサー値2,000 以上)を越えるような臭気は故障の原因となりますため、ただちに測定を中止してください。
温度・湿度の影響について
本製品は測定ガスや測定環境の温度・湿度の影響を受け、測定値が変動します。どちらの場合も高くなるにつれ測定値が上昇し、低くなるにつれ測定値が低下する傾向にあるため、測定データを比較する際は、なるべく同一条件・同一環境で測定したデータをご利用ください。
禁止
長時間暴露によりセンサー特性を変化させる物質
下記物質は連続で数時間測定することによりセンサー特性を変化させるため、このような状況下では使用しないでください。
  • 1ppm 以上の有機溶剤
  • 香料
  • 100ppm のオゾンガス
センサーを著しく汚染する物質
下記物質が含まれる臭気はセンサーを著しく汚染するため測定しないでください。
  • 塩化水素
  • アセトン
  • 二酸化硫黄
  • タール
  • シリコン
  • 塩素
  • フロン
  • 硫酸ミスト
  • 塩酸ミスト
  • オイルミスト
液体・オイル・粉体・粉じん吸引の禁止
本製品は臭気ガス、空間中の臭気の強弱を数値化する目的の測定器です。液体やオイル、粉体、粉じんを吸引して測定をおこなうことは出来ませんので絶対におやめください。製品の中に液体や水分、オイル、粉体、粉じん等が混入してしまった場合、製品の故障や発熱などを引き起こす可能性があるため大変危険です。すみやかに電源を切り、株式会社カルモアまでご連絡ください。
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