ニオイセンサー・臭いセンサー・臭気センサー e-nose [イーノーズ]

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e-nose Q&A

e-noseに関してよくいただく質問をまとめました。

本体機能に関して

Q1 洗浄について
Q2 校正について
Q3 香質について
Q4 センサー強度と臭気指数の関係について

検量線に関して

Q5 検量線について
Q6 臭気指数について
Q7 プリセットされた検量線について

e-noseセンサーに関して

Q8 感知しにくいニオイはありますか?
Q9 センサーの測定値がマイナス値になりましたが?
Q10 良いニオイの香質ってどのくらいですか?
Q11 センサー測定値の800とはどれぐらいのニオイの強さですか?
Q12 センサーの劣化を招くニオイはありますか?
Q13 消臭剤や芳香剤を使ったら逆にセンサー値が高くなりましたが?

消耗品、オプション品、保証、メンテナンスに関して

Q14 消耗品は何ですか?
Q15 オプション品は何ですか?
Q16 故障しましたがどうしたらいいですか?
Q17 メンテナンスをお願いするにはどうしたらいいですか?

その他

Q18 レンタルできますか?
Q19 e-noseの使用用途は何ですか?


本体機能に関して

 

Q1 洗浄について

ニオイセンサーは金属酸化物半導体センサーを採用していて、臭気とセンサーの反応でニオイの強さを数値化しています。臭気の測定を行うとその臭気が微量ながらどうしてもセンサーに固着してしまいます。
これまでのニオイセンサーは臭気の固着を取り除くため、メーカーに頻繁にメンテナンスに出しなど、かなりの手間が掛かっていました。e-noseシリーズの洗浄機能は測定毎にセンサーに活性炭を通したきれいな空気を通すことでセンサーの固着を最小限にします。簡単にセンサーの洗浄ができ、正確な測定が可能となっています。
洗浄を行う際はニオイのない場所で行うことをおすすめいたします。

 

※注記:ただし、e-noseシリーズは1年に1回のメンテナンスを推奨しています。
くわしくはメンテナンスについて参照ください。

 

Q2 校正について

ニオイの測定後は何度センサーの洗浄を行っても、わずかながらにニオイの成分が付着した状態になります。
その状態で測定しても、測定値が安定せずにかえって信憑性の薄い値となってしまいます。
その現象を解消するために、e-noseでは校正機能を搭載しました。

校正とは0点を決めるということです。活性炭を通した空気を記録し、そのセンサー強度を0点にします。校正した後の測定では設定した0点との差が表示されます。
校正を行う際はニオイのない場所で行うことをおすすめいたします。

 

Q3 香質について

e-noseは重質系、軽質系2つのセンサーを使用し、ニオイの強さを数値化しています。香質は、この2つのセンサーのそれぞれをベクトルで表したその角度(図のθ)です。

 

横軸に重質系、縦軸に軽質系のセンサーのベクトルを取っているので、分子量の軽いニオイ、分子量の重いニオイどちらの傾向が強いかを見る指標にすることができます。香質が45より小さいとき、そのニオイは重質系寄りなので、分子量の大きいニオイ成分が多い傾向であると判断できます。

 

Q4 センサー強度と臭気指数の関係について

e-noseのセンサー強度と臭気指数とは直接的に連動はしていません。センサー強度は感知した複合臭のニオイの強さをそのまま表示しています。この値はe-nose独自の表現です。

しかし、e-noseは検量線を得ることによってセンサー強度と臭気指数(相当値)の相関をとることが可能です。この検量線により、e-nose本体に臭気指数(相当値)を表示しています。

 

検量線に関して

 

Q5 検量線について
行政基準値にもなっている臭気指数とe-noseのセンサー強度との相関をとったグラフのことを検量線といいます。e-noseエキスパート、インテグラルはこの検量線を自分で作成し、転送することにより対象臭気に対応した臭気指数(相当値)に換算し、表示することが可能です。
今までのニオイセンサーでは相対比較しかできませんでしたが、検量線を入れることで、絶対比較が可能となりました。

integral対応 別売り検量線作成ソフト

 

Q6 臭気指数について

臭気指数とは、平成7年環境庁告示第63号「臭気指数及び臭気排出強度の算定の方法(嗅覚測定法)」により規定されたニオイの強さを表す数値のことを指します。
臭気指数は臭気濃度より算出されます。

 

臭気指数 = 10 log ( 臭気濃度 )

 

臭気濃度とは、原臭(ニオイの大元の臭気)を希釈していき、その臭気が臭わなくなった時の希釈倍数を臭気濃度といいます。例えば、100倍に薄めて臭わなくなる臭気のにおいの強さを「臭気濃度100」と表します。『臭気濃度100』の時の臭気指数は上記の算出式より『臭気指数10』と表されます。

 

Q7 プリセットされた検量線について

e-noseシリーズの携帯型3機種にはプリセットされた検量線が最初から3本内蔵されています。
これはe-noseに臭気指数(相当値)を表示させるために用いますが、ニオイの種類によってこの検量線を使い分けることで、より鼻感覚に近い臭気指数(相当値)を得ることができます。

 

●Heavy:トルエンなどを排出する塗装工場やアンモニアなどに対応。

●Middle:二日酔い時のアルコール臭や、スチロール臭の外、ニオイの元がわからない時。

●Light:硫化水素や魚の生臭い臭気、体臭のような一般的に不快臭と言われる臭気に対応。堆肥化施設や下水処理場など。

 

e-noseセンサーに関して

 

Q8 感知しにくいニオイはありますか?

金属酸化物半導体センサーの測定原理上、以下に示すような臭気は正確な測定ができません。

 

・塩素 ・オゾン ・フロン ・NOx ・SOx ・アルコール類・その他酸化性電位物質

 

Q9 センサーの測定値がマイナス値になりましたが?

e-noseには校正という0点を決める機能があります。ニオイの強い場所で校正を行った場合、0点が高く記録されることがあります。その後ニオイの弱い場所で測定を行った場合、0点よりもニオイが弱い=センサー強度がマイナス値になってしまうことがあります。その時は、センサーの洗浄を念入りに行い、ニオイの弱い場所で再校正を行ってください。

 

Q10 良いニオイの香質ってどのくらいですか?

香質は臭気物質内に含まれる分子量が大きいか小さいかの傾向を表現するものなので、一概に良いニオイの香質がいくつくらいというのは言うことができません。

ただし良いニオイの物質(香水など)は分子量の大きいものが多いので、香質が小さく(0〜45程度)なる傾向にあります。

 

Q11 センサー測定値の800とはどれぐらいのニオイの強さですか?

e-noseのセンサー値は弊社独自の数値表現であり、機体の固体差もあるので、目安となる基準を設けていません。したがって、ただセンサー測定値800だけでは評価できません。ニオイの強さを評価する方法として、無臭の部屋や活性炭を通した無臭空気をe-noseで測定していただき、その時の値を相対的に比較することで評価可能です。

 

絶対的な比較をしたい場合は、検量線機能による臭気指数(相当値)での比較をおすすめいたします。

また、参考程度ですが、e-nose mobileで無臭空気を測定した場合の結果は以下になります。


e-nose個体差がありますので必ずしも以下の結果に準じるわけではないことを御了承ください。
活性炭を通した無臭空気:香質:30〜40程度、強度:50〜100程度
ニオイを感じない室内の空気:香質:70〜80程度、強度:200〜300程度

e-nose個体差がありますので必ずしも以下の結果に準じるわけではないことを御了承ください。

 

Q12 センサーの劣化を招くニオイはありますか?

e-noseセンサーは基本的には半永久的に使用することができますが、以下の物質を測定した場合はセンサーの劣化を招きます。

 

●一時的な劣化を招く物質・・・センサーを汚す物質
硫化水素、アセトン、二硫化硫黄、酢酸、タバコ臭、オイル臭など
※一時的な劣化を招く物質を測定した場合は、センサーのクリーニングをまめに行ってください。1分間程度測定したら3分のクリーニングが測定の目安です。センサーの劣化を防ぐことが出来ます。

 

●恒久的な劣化を招く物質・・・センサーに固着する物質
有機シリコン、塩素、フロン、オイルミスト

 

●腐食性ガス・・・SOx、高濃度アンモニア、硫酸ミスト、塩酸ミスト

 

●その他高濃度ガス(臭気濃度5000以上)、湿度の高い臭気

 

恒久的な劣化を招く臭気物質を測定した場合、センサー交換をしなければ正しく測定が行えません。

 

Q13 消臭剤や芳香剤を使ったら逆にセンサー値が高くなりましたが?

e-noseはセンサーの特性上、アルコール類に強く反応を示します。


市販されている消臭剤はアルコール類を使用している場合が多く、『消臭している』のにセンサー値が高くでてしまうことがあります。
そのような消臭剤を用いた測定を行いたい場合、消臭剤使用後にしばらく時間を置いてから測定するようお願いいたします。
また、香り付き消臭剤(芳香剤)を使用の場合、その香りに反応し、センサー値が高くでてしまうことがあります。

 

消耗品、オプション品、保証、メンテナンスに関して

 

Q14 消耗品は何ですか?

消耗品は以下になります。

 

詰め替え用活性炭

交換頻度は測定したニオイの強さにもよりますが、センサーの洗浄と校正をおおよそ30回行うことで交換になります。

活性炭フィルタユニット用ろ紙
活性炭交換時に交換推奨。

Adobe Systems

吸引ノズル用ろ紙
粉塵が多いニオイの測定後、ニオイが強い場所を測定後、ろ紙が汚れている時などに交換して下さい。

 

Q15 オプション品は何ですか?

オプション品は以下になります。

 

活性炭フィルタユニット

吸引ノズル

排気ジョイントφ3

排気ジョイントφ4

密栓キャップ

吸引チューブφ4

 

Q16 故障しましたがどうしたらいいですか?

保証期間中は保証書に書かれている無償修理規定に則り、無料修理いたします。また、保証期間外、保証対象外の場合は別途見積もりの上、修理いたします。
修理のご依頼は販売店までお問い合わせ下さい。

 

Q17 メンテナンスをお願いするにはどうしたらいいですか?

e-noseシリーズの携帯型3機種は1年に1回、定点型stationは1年に2回の定期メンテナンスを推奨しています。メンテナンスではセンサーの基準値校正、基盤内の点検などを行い、場合によっては修理(別途見積もり)を行います。

 

メンテナンスのご依頼は販売店までご連絡ください。

 

その他

 

Q18 レンタルできますか?

e-noseモバイルのみレンタルを行っております。21,500円/1week(税抜き・送料込み)です。

詳しくはe-noseレンタルページをご覧下さい。

 

Q19 e-noseの使用用途は何ですか?

例えば以下のような用途がございます。

 

・脱臭前、脱臭後に測定し評価する
・ニオイのある部屋、無い部屋の区別をする
・施設内の数カ所を測定し、臭気発生地点特定の指標にする
・品質管理の指標にする
・工場内の作業環境測定
・連続運転で臭気発生のピークを把握
・敷地境界線に設置し、苦情が起こる前に防臭する
…etc

 

詳しくは使用例のページをご覧ください。
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